Soumeijuku’s Blog

SOUMEI塾の風景

子育て

たとえ勉強が好きでなくても

勉強が好きになれば、自ずと成績は上がります。 だから、私は、子どもたちに、 小さいころ感じていた勉強の楽しさを 思い出してもらえるような関わりをしています。 しかし、高校くらいまでの勉強は、学問とは違って、 「勉強が好き」という感覚を持つことは…

自主性を育てるために

子どもの自主性を尊重することが重要だと言われます。 私も、子どもの自主性を育てるということについては、 理念の重要な要素として大切にしています。 しかし、一筋縄ではいかないころもあります。 大人が子ともに対して過干渉では、 自主性が育つはずはあ…

自己肯定感と他者信頼感

子どもの教育においても、 「自己肯定感」と「他者信頼感」を育むことが大切と言われます。 流行りの心理学用語の一つですね。 これらの用語の明確な定義はどうも定まってないようですが、 専門家のお話や、一般に使われている意味からすると、 自己肯定感と…

勉強嫌いの子どもができる訳

子どもの勉強嫌いは、 小学校の低学年のうちはまだ少ないですが、 高学年になるころには、かなりな割合で発生しているように感じます。 小さい頃は新しいことを覚えることが楽しいし、 できないことができるようになったら嬉しいし、 「なんで?」「どうして…

苦手意識は思い込み

保護者様と最初にお話しするときなどに、 「この子は算数が苦手で・・・」 「数学が苦手で・・・」 「国語が苦手で・・・」 「漢字が苦手で・・・」 「英単語が覚えられなくて・・・」 「暗記が苦手で・・・」 とか、 性格や発達障害について、 「大勢の中が…

勉強法について

先日、こんな記事を書きました。 soumeijuku.hatenablog.com 「勉強法がわからないから、勉強ができない」 と言っている人の中には、 何か魔法のような方法があって、 それさえ知ればできるようになる、 自分はそれを知らないからできないんだ、 と幻想を持…

子どもが勉強しないのは勉強法がわからないから?

塾や教材の宣伝文句で、たまに、 「勉強法が間違っていませんか?」 「子どもが勉強をしないのは勉強法がわからないから」 というのを見かけます。 親御さんでも 「うちの子勉強の仕方がわかっていないと思うんです。」 「この子、きっと何をどうやっていい…

脳をスクスクと

今回は私が直接検証したわけではありませんが、 研究報告や状況証拠から、きっとそうなんだろう、と思えることです。 人は小さなころ、特に3歳くらいまでは特に、 親(養育者)とたくさんの感情・情緒の交流をすると、 脳のシナプスの発達が良いそうです。 …

自己肯定感や非認知能力の高低ができるわけ

先日も書いたように、 子どもは大人からいろんな影響を受けます。 大人は子どもに無意識にいろんな影響を与えています。 ”無意識”に、というのがなかなか怖いところです。 そんな日々の影響の中で、子どもは、自分はどんな存在なのか、 自分に対する認識を形…

学校の休校のおかげで

自習室に来ていた中学生のTくんが、 持参した数学の問題集で 「ここがわからないから教えてほしい」 と質問がありました。 見ると、本来の1学期内容よりもずいぶん先のところをやっていました。 塾の授業でも先取りで学習していますが、 それよりも先のとこ…

言葉だけじゃない魔力

子育てを経験された親御さんにとっては当たり前かもしれません。 子どもの態度や行動が、 近くの大人の心理状態にすごく影響を受けることが よくあると思います。 私も、ふだん子どもたちと接していてよく感じます。 私が楽しい気持ちだと子どもも楽しそうに…

発達は多様

近年の発達心理学では、 「子どもの発達は、かなり多様性があり、 いろいろな領域が均等に伸びるわけではない」 ということが分かってきた。 という話を聞いて、びっくりしてしまいました。 近年になるまでわからなかったのか・・・、と。 別に「上から」で…