子どもの教育においても、
「自己肯定感」と「他者信頼感」を育むことが大切と言われます。
流行りの心理学用語の一つですね。
これらの用語の明確な定義はどうも定まってないようですが、
専門家のお話や、一般に使われている意味からすると、
自己肯定感と他者信頼感が高い子どもは伸びやすい、
というのはその通りだと思います。
勉強においても力をつけやすいです。
自己肯定感が高いというのは、
自分のことを
「大切な存在」「人から大切にされる存在」
だと思えている状態。
自分のことをそう認識するようになったのは、
周りから大切にされる経験からでしょう。
以前にも書きました。
「他者信頼感」も同じですね。
小さいころから周りの人から大切にされてきたなら、
自分のことを「大切な存在」だと思うのと同時に、
周りの人に対して、
人周りの人=「私を大切にしてくれる人」
というイメージができるでしょう。
それはすなわち、「他者信頼感」。
このイメージがある人は、
コミュニケーションが上手になるに違いありません。
つまり、周りの大人が、その子を大切に扱うことが、
その子の「自己肯定感」、「他者信頼感」
のどちらも育んでいくことになります。
大切に扱う、というのは、
ちゃんと見るところから始まります。