Soumeijuku’s Blog

SOUMEI塾の風景

謙遜する子ども

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日本は欧米に比べて謙遜する文化だと言われます。

(欧米でも謙遜を大事にする国や文化があって

一概には言えないそうですが)

日本人の「謙虚さ」は世界に誇れる美徳だと思うのですが、

ムダに謙遜なくてもよいかなと思います。

特に子どもにおいては。

 

私も以前は、褒められることがあるとつい

「そんなことないですよ」と言っていましたが、

だんだん、せっかく褒めてくれているのに

それを受け取らないのがもったいなくなって、

今では、謙遜することを忘れて

「ありがとうございます!」と言ってしまいます。

 

たとえ、お世辞かなと思っても

「ありがとう」と受け取ってしまいます。

 

”喜んだもの勝ち”です。

 

謙遜しないと、うぬぼれなやつだと

思われてしまいそうですが、

「ありがとう」と素直に喜ぶと、

褒めた方は、意外と満足げな表情をしてくれます。

 

逆に、自分がだれかを褒めて、

その人が素直に喜んでくれたら嬉しいですよね。

 

相手が子どもなら、なおさらです。

 

子どもを褒めて、素直に喜んでくれたら、

こちらまで嬉しくなります。

 

「かわいいな~」と思いますし、

また褒めたくなります。

 

褒めたときの子どもたちの反応は様々です。

 

「イェーイ!」とか「ヤッター!」とか露骨に喜ぶ子。

 

ニコッとする子。

 

照れて顔を赤らめる子。

 

嬉しさを顔に出さないようにこらえて、

口角だけが微妙に上がる子。

 

反応は微妙でも、

よく見ていると嬉しいのが分かります。

 

もし、褒めたのにまったく嬉しそうな様子がなかったら、

それは、褒め方が”外して”いるのでしょう。

 

このように子どもは褒められたら嬉しそうにするものの、

中には、小学生でもすでに謙遜する子がいます。

 

いつ覚えるのでしょうか。

なんかもったいないですね。

そんな子には、喜んでいいんだよと伝えることもあります。

 

処世術として謙遜することも必要なのかもしれませんが、

 

子どもが、

この人から褒められたときは

素直に喜んでいいんだ、

という大人に、

私はなりたいと思っています。

 

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R3年度長野県公立高校入試(後期学力検査)の出題範囲発表される

R3年度公立高校入試(後期学力検査)の出題範囲が発表されました。

 

長野県教育委員会HP

令和3年度公立高等学校入学者選抜情報/長野県教育委員会

「出題範囲」

https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/saiyo-nyuushi/shiken/ko/r3/documents/r3kokohani.pdf

 

【国語】

除外は「書写」のみなのでほぼ影響なし。

 

【数学】

三平方の定理

「標本調査」

が除外されます。

図形の問題では、辺の長さなどを求めるのに

三平方の定理」を使わずにできるような出題になるよう

工夫されることになります。

 

【社会】

公民の「市場の働きと経済」

「世界平和と人類の福祉の増大」

「よりよい社会を目指して」

が除外されます。

経済分野の大部分が除外されるのですが、

対応教科書ページを見ると、

「消費者の権利」「財政、税金、社会保障」は

出題範囲に含まれるようです。

 

【理科】

「エネルギーの移り変わり」

「エネルギーの保存」

「月の満ち欠け」

「日食と月食

「地球と私たちの未来のために」

が除外されます。

個人的には、環境問題を考える基礎となる

生態学エコロジー」に関わる部分が除外されるのが残念です。

 

【英語】

中3教科書の終わりの「Let's Read 2」「Let's Read 3」

の進出語句が除外されますが、

文法事項は中学のすべてが出題範囲に含まれます。

 

以上のような措置は、

休校のハンデを負った現中3生に対して、

当然の対応だと思いますが、

出題範囲から除外された部分は、

高校に行っても必要な内容なので、

生徒本人にとって負担は変わるわけではありません。

 

塾としては、子どもたちの負担を軽減するような

対応をしていきたいと思っています。

 

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勉強を頑張ることができる子

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以前、勉強を頑張ることができるためには

一定の自信(自己肯定感)が必要と書きました。

 

soumeijuku.hatenablog.com

 

 その点について、もう少し書いてみます。

 

勉強の面白さを感じられたとしても、

試験で欲しい結果を出そうとしたら、

勉強には、面白いばかりではなく、

面倒くさい、たいへんなところもあります。

 

例えば、部活で疲れている、眠い、

体調が悪いなどの時もありますし、

ゲームをしたい、友達をLINEをしたい、

YouTubeを見たい、などの誘惑もあります。

 

そんな中でも、勉強すべき時があります。

問題を解いていてわからないものが出てきたとき、

面倒くささを感じたときなど、

くじけそうになるときがあります。

 

しかし、そこで頑張れるかどうかは、

その子の自信によります。

自信=自分の可能性、能力、価値を信じられること。

自分の未来に期待できること。

 

自信というのは、できた経験、成功体験を積めば当然高まっていきます。

できたことを褒めて、承認することもプラスに働きます。

 

しかし、もっと根本的な自分の存在への自信というのがあります。

よく、「根拠のない自信」と言われるものもそれかもしれません。

 

どんなことでも絶対にできる保証などどこにもありません。

それにもかかわらず、

意識的にも無意識的にも、

自分にはきっとできる、という気がしている状態。

もしくは、できないかもしれないことが気にならない状態。

できなかったどうしよう、失敗したらどうしよう、

とかいう思いを忘れている状態。

 

そんな自信がある子は、

自分が大切な存在だということを知っています。

大切な存在だからこそ、

ちょっとやそっとの困難じゃ諦められません。

頑張ることができるのです。

 

自分は大切な存在であるという、自己認識。

それは、周りの大人から、

大切な存在、愛されるべき存在として

扱われることによってでき上がります。

 

(「自己肯定感」の高低ができるわけ)

soumeijuku.hatenablog.com

 

周りの大人がその子をどう扱うか。

それが、子どもを、頑張ることができる子にするかどうかを決します。

私たち大人の、その子に対する扱い方次第です。

 

 

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補講やっています

最近の日曜日はいつも補講を開いています。

今日は、テスト前やテスト中の中学生、高校生が多く

参加していました。

 

今度のテストは、

今年度最初のテストという学校がほとんどだと思います。

塾はテスト対策をするので、

やっと通常の状態に戻ってきた感じがしています。

 

頑張る生徒たちの姿を見ると

いつも嬉しい気持ちになります。

 

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気を付ける点をノートにメモ

中2のKくんは、

塾に来始めたころは、

数学の計算ミスをしまくりでしたが、

最近ではかなり正答率が上がってきました。

 

彼は、自分でもミスの癖を直そうと、

ちゃんと努力していて偉いです。

問題演習をして、

間違った問題の解き直しをするだけでなく、

自分がしたミスを分析して、

気を付ける点をノートにメモしています。

 

このように、「解き方」や「ポイント」を

自分の言葉でノートに書いていくことは、

当塾でも指導していますが、

 

言語化して文章にして書くことは、

難しかったり、面倒くさかったりで、

ついサボりがちです。

 

しかし、この作業はとても重要です。

新しい指導要領や、

入試で要求されている、

<思考力・判断力・表現力>

を養うためにも、

ぜひ必要な作業の一つだと思います。

 

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