R3年度公立高校入試(後期学力検査)の出題範囲が発表されました。
長野県教育委員会HP
「出題範囲」
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/saiyo-nyuushi/shiken/ko/r3/documents/r3kokohani.pdf
【国語】
除外は「書写」のみなのでほぼ影響なし。
【数学】
「三平方の定理」
「標本調査」
が除外されます。
図形の問題では、辺の長さなどを求めるのに
「三平方の定理」を使わずにできるような出題になるよう
工夫されることになります。
【社会】
公民の「市場の働きと経済」
「世界平和と人類の福祉の増大」
「よりよい社会を目指して」
が除外されます。
経済分野の大部分が除外されるのですが、
対応教科書ページを見ると、
「消費者の権利」「財政、税金、社会保障」は
出題範囲に含まれるようです。
【理科】
「エネルギーの移り変わり」
「エネルギーの保存」
「月の満ち欠け」
「日食と月食」
「地球と私たちの未来のために」
が除外されます。
個人的には、環境問題を考える基礎となる
「生態学=エコロジー」に関わる部分が除外されるのが残念です。
【英語】
中3教科書の終わりの「Let's Read 2」「Let's Read 3」
の進出語句が除外されますが、
文法事項は中学のすべてが出題範囲に含まれます。
以上のような措置は、
休校のハンデを負った現中3生に対して、
当然の対応だと思いますが、
出題範囲から除外された部分は、
高校に行っても必要な内容なので、
生徒本人にとって負担は変わるわけではありません。
塾としては、子どもたちの負担を軽減するような
対応をしていきたいと思っています。