Soumeijuku’s Blog

SOUMEI塾の風景

勉強を頑張ることができる子

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以前、勉強を頑張ることができるためには

一定の自信(自己肯定感)が必要と書きました。

 

soumeijuku.hatenablog.com

 

 その点について、もう少し書いてみます。

 

勉強の面白さを感じられたとしても、

試験で欲しい結果を出そうとしたら、

勉強には、面白いばかりではなく、

面倒くさい、たいへんなところもあります。

 

例えば、部活で疲れている、眠い、

体調が悪いなどの時もありますし、

ゲームをしたい、友達をLINEをしたい、

YouTubeを見たい、などの誘惑もあります。

 

そんな中でも、勉強すべき時があります。

問題を解いていてわからないものが出てきたとき、

面倒くささを感じたときなど、

くじけそうになるときがあります。

 

しかし、そこで頑張れるかどうかは、

その子の自信によります。

自信=自分の可能性、能力、価値を信じられること。

自分の未来に期待できること。

 

自信というのは、できた経験、成功体験を積めば当然高まっていきます。

できたことを褒めて、承認することもプラスに働きます。

 

しかし、もっと根本的な自分の存在への自信というのがあります。

よく、「根拠のない自信」と言われるものもそれかもしれません。

 

どんなことでも絶対にできる保証などどこにもありません。

それにもかかわらず、

意識的にも無意識的にも、

自分にはきっとできる、という気がしている状態。

もしくは、できないかもしれないことが気にならない状態。

できなかったどうしよう、失敗したらどうしよう、

とかいう思いを忘れている状態。

 

そんな自信がある子は、

自分が大切な存在だということを知っています。

大切な存在だからこそ、

ちょっとやそっとの困難じゃ諦められません。

頑張ることができるのです。

 

自分は大切な存在であるという、自己認識。

それは、周りの大人から、

大切な存在、愛されるべき存在として

扱われることによってでき上がります。

 

(「自己肯定感」の高低ができるわけ)

soumeijuku.hatenablog.com

 

周りの大人がその子をどう扱うか。

それが、子どもを、頑張ることができる子にするかどうかを決します。

私たち大人の、その子に対する扱い方次第です。

 

 

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