毎年、寒さが増すと、
いよいよ受験シーズン到来ということで、
緊張感が増してしまいます。
中学3年生のほとんどは、
人生で初めての受験を経験することになるので、
プレッシャーや不安を感じることが多いでしょう。
そこで、勉強を「やらなきゃ」という思いが強くなって、
かえって集中できなくなったり、
勉強に向かいずらくなったりすることがあります。
面倒くさい、辛い、劣等感や不安、あるいは恐怖の感情が
湧いてくれば、当然、体は動きにくくなります。
でも頭では「やらなきゃ」と思って、
それがさらに体を動けなくしていきます。
動けなくなる原因は、
自分自身に湧いてくる
「失敗したらどうしよう」など、
悲観的な妄想をして不安が高まることなのですが、
そういう妄想をしてしまうのは、
人間ならば当然のことです。
でも、そういう妄想を消してしまおう、
とか、しないようにしようとか、
する必要はありません。
人間ならば当然だから。
そんな妄想で不安になったら、
それを気にするのではなくて、
考えることは、せいぜい、
”ああ、今不安になってるなあ、
自分もやっぱり人間なんだなあ。”
ということくらいにして、
で、
自分ってどうなりたいんだっけ？
を考えてみます。
未来になっていたい自分は？
例えば、
「テストでいい点をとってどや顔する自分」
「〇〇高校で、高校生活をエンジョイしてる自分」
など、
自分が一番ワクワクしてしまうイメージが
それぞれあるでしょう。
そして、
「もしそうなったらどんな感じだろう？」
とそうなった自分の心の感じを味わってみてください。
その感じを大切に。
