Soumeijuku’s Blog

SOUMEI塾の風景

卒業生が顔を出してくれました

塾の卒業生で、

現在東京在住の大学生のKくんが、

塾に顔を出してくれました。

 

彼は海外に行ってきたとのことで、

なんと、キリマンジャロに登頂したのだそう!

 

びっくりです。

 

顔を出してくれること自体この上なく嬉しいですし、

たくましく成長していることも感慨深い思いでした。

 

それとお土産に

ティンガティンガキリマンジャロコーヒーを

持ってきてくれました。

どちらも私が大好きなもので感激でした。

 

ティンガティンガご存じでしょうか?

タンザニアの絵画です。

私は、学生だった頃にティンガティンガを知って

好きになり展覧会などにも行っていて、

いつか本物が欲しいなと思っていました。

30年越しに夢が叶いました。

 

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イチローさんに学ぶ。自己肯定感という言葉にだまされない。


最近、元メジャーリーガーのイチローさんのYouTube動画を観ました。

その中で、イチローさんは、自己肯定感という言葉を聞いて、

「僕にとって気持ち悪い言葉です」

と語っていました。

 

世の中では、10年ほど前からでしょうか、

「自己肯定感」という言葉が広く使われるようになり、

教育においても

自己肯定感を高めることが重要だとされています。

 

イチローさんのような世界最高の偉業を成し遂げた人なら、

さぞ「自己肯定感」は高いだろうと予想します。

 

しかし、イチローさんは、

「自己肯定」は気持ち悪いと言われました。

 

私も過去のこのブログの中で、

「自己肯定感」は大切だと何度も書いています。

しかし、イチローさんのお話を聞いて、

至極納得するとことがありました。

 

一般には、

成功者と呼ばれる人たち、

何かを成し遂げた人たちは、

自己肯定感が高い。

だから、自己肯定感が低いことはダメで、

高めなければならない。

 

と考えられています。

 

しかし、ここに落とし穴があります。

 

確かに、成功者は傍から見たら自己肯定感が高いでしょう。

ただ、その成功者たちは、

自己肯定感を高めようとしてそうなったわけではない、

という事実。

 

それなのに、

私たちはついそれを忘れて、

自己肯定感を「高めよう」としてしまいます。

 

イチローさんは、

「自己肯定感」に異を唱えているようにも聞こえますが、

核心はそこではなく、

 

「自己肯定感を高めよう」とすること

に対する違和感を感じられているのだと思います。

 

イチローさんは言います。

「僕は手ごたえが好きなんです。」

 

つまり、

今の自分を肯定するとか否定するとか、

そういうことは気にしていない。

 

ただ自分の思い描いた希望に向かって動いて、

そこに到達した「手ごたえ」が得られることが好きなのだと。

 

今の自分がどうだとか、

今の自分をを肯定するとか、否定するとか、

そんなことは気にしていない。

気にしても何の役にも立たない。

 

そうではなく、

結局自分は「どうなりたいのか」。

なりたい自分はどんな自分なのか。

そこに向かって動いて、

その手ごたえを得ていく。

 

その「手ごたえ」の気持ちよさが、

前に進む原動力なのだと思います。

 

イチロー、“自己肯定感の高め方”に持論 思いがけない回答に堀田茜が感嘆「ステキですね」 オリックスグループ『イチ問一答』インスタグラムライブ映像 - YouTube

 

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やる気が出ないとき役に立つもの、立たないもの

受験が目の前になって

誰だって緊張したり、不安になったりします。

 

そのときに、動けなくなって、

でも「やらなきゃ」と思って、

それでかえって机に向かえなくなる。

そして、「こんなんじゃだめだ」と

自分を責めたり、不安が増したりします。

 

そんなとき、

やる気を出す方法が知りたくなったり、

不安を消す方法を知りたくなったりします。

 

ネットで検索すると、たくさんの方法が出てきます。

それらをやってみた方々、

どうでしたでしょうか?

 

少なくとも私は、それらを試すたびに失敗してきました。

それで結局、自分はダメだなあとより落ち込み、

よりやる気をなくすという結果になりました。

 

何度もそれらの方法をやってみるのにうまくいかない。

 

しかし、よく考えると、

何度やってもうまくいかないということは、

それらの方法を

「やっても」うまくいかない、のではなく、

「やるから」うまくいかないのではないでしょうか。

その方が自然な考え方です。

 

私たちは、大きな夢でも、日常の小さな夢でも、

何かを成し遂げるとき、

わざわざ「やらなきゃ」「やる気を出さなきゃ」

とは思っていないはずです。

 

ただそこに行きたいから向かう。

 

そこに向かう情熱、

その夢を叶えた自分になりたい

という情熱があるから、

困難があっても向かっていきます。

 

それなのに、

不安や面倒くささを感じたときに、

つい「やらなきゃ」と思ってしまいます。

 

わざわざ「やらなきゃ」と

やる気を出そうとすることは、

自分を卑下したり、

やる気を下げる害があるだけで、

結局、夢へ向かうために何の役にも立ちません。

 

夢へ向かう、

夢を叶えるのに必要なのは、

その自分になりたい、

という情熱だけです。

 

その自分になったらどんな感じだろう?

 

その自分が感じている感覚。

 

それこそが大切。

それしか役に立ちません。

 

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小学生も自習室へ

小5のNさんは、よく自習室に来て勉強しています。

自習に来るの中学、高校生がほとんどで、小学生は珍しいです。

 

自宅からまあまあ距離はありますが、

たいていは歩いて来ています。

寒空の中、たいへんだと思いますが、

偉いなと感心しています。

 

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社会の授業をしていて

中3受験生向けの入試対策講習では、

社会の歴史の解説をする回もありました。

 

資料を作り直すにあたって、

改めて中学の歴史の教科書を最初から最後まで

読み直しました。

 

感想は、ひとことで言って

「つまらない」。

歴史って、大スペクタクル映画のように、

刺激的で感動的なものなのに、と思います。

 

それに、この書き方では間違った解釈をしてしまうなとか、

大切なことなのに書いてないことが多々あるな、

と思いました。

 

例えば、素朴な疑問として、

日本という国が、いつどやってできたのか書いてないのですが、

なぜなのでしょうか?

 

私はかつて若いころ、カナダ人の友人に、

日本の神話について教えてくれと言われて、

答えられず、

めちゃくちゃバカにされたことがありました。

海外の教科書では、

日本の項にはイザナギイザナミも書いてあるそうで、

当然日本人なら知っているだろうと

思われていたのでした。

 

グローバルな人材の育成と言いながら、

自国のことも知らない人が

国際社会で認められるわけありませんね。

 

子どもたちが将来

世界で活躍していけるように、

もっと私たちの国のことを学んでいきたいと思います。

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