夏期講習が終了しました。
暑い日々が続いた夏休み。
自習室では受験生を中心に、
連日勉強に励んでいました。
朝から夜までずっと頑張っていた生徒もいました。
また、当塾の特徴と言えるかもしれませんが、
同じフロアで小学生から高校生まで混じって
勉強をする風景が見られました。
ときに教え合いがあったり、
私の即席講義があったり。
同じ学年で集合して同じ授業を受ける学校とは違う風景です。
江戸時代の寺子屋はきっとこんな感じだったのだろうと
教育の原点を感じました。
江戸といえば、
当時の識字率は世界の大都市の中で断トツの高さでした。
幕末、日本を訪れた外国人たちは、
日本では一般の庶民が本を読んで楽しんでいるのを見て、
驚いたそうです。
日本人は昔から好奇心旺盛で、
学ぶことが大好きだったようです。
気質からでしょうか、
日本にはそんな伝統文化があります。
この夏の教室や自習室を見ていて、
後世にもつなげていきたい文化の一つだと思いました。