昨日は「終戦の日」でした。
この日本を守るために戦い、
現代につないでくださった先人の方々に、
謹んで哀悼と感謝の意を表します。
数日前、
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
を観ました。
現代の女子高生、百合が、
終戦間際の日本にタイムスリップして、
これから特攻に向かう若者と恋に落ちる物語です。
愛する人が、
もう帰ってこないことがわかっていて、
戦地に向かう。
それを送り出すというのはどんなに
つらいか想像を絶します。
そして、その大切な人たちを守るために、
文字通り、命懸けで
戦地に向かっていった特攻隊員の心情を、
現代の若い俳優さんたちが
よく表現してくれていたと思います。
私たちは、学校の歴史の授業で
あの戦争のことを学びますが、
教科書の記述や、
受験用に身に着けた知識からは、
あの時代に生きた日本人たちが、
何を考え、どんな心情だったのか、
とうてい推し量ることはできません。
ただ口で「平和」「反戦」というのは簡単です。
しかし、それだけでは、
先人たちがつないでくれた日本を
後世に残していくことはできません。
せっかく歴史を学ぶのであれば、
先人たちの「心」も学んでいきたいです。
入り口は何でもいいですが、
例えば、生徒たちにこんな本をお勧めします。