今回は勉強とはほとんど関係ありませんが、
面白かったので、メモをシェアしたいと思います。
生徒から教えてもらった『鬼滅の刃』。
私も大ハマりしてしまいました。
「柱」と聞いて、これは神様の数え方で、
日本神話、つまり、『古事記』と関係があるのかなと思っていたら、
ガッツリありました。
ファンの間では有名な話のようですが。
『古事記』には、日本の心が詰め込まれていて、
私は大好きな書物の一つですが、
学校の教科書には名前が出てくるだけで、肝心な中身を教えていません。
なぜ、学校で教えないのか不思議でたまりません。
『古事記』を読んだことない人も、
これを機会に興味をもってもらえればと思います。
ここでは『古事記』の詳しい内容は書きませんので、
ぜひ、読んでみてください。
入門編としては、この本がお勧めです。
・単行本1巻の「大正コソコソ噂話」で、作品のタイトルの候補の中に「鬼狩りカグツチ」「炭のカグツチ」がある。
竈門炭治郎・・・火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ):”火の神”。竈三神のひとつ。鍛冶の神様でもある。イザナキに首を切られ、その血から、剣の神、岩の神、雷の神、水の神などが生まれる。
・・・もしくは建速須佐之男命(タケハヤスサノオ)か。後述のアマテラスとツクヨミと兄弟関係。暴れ者だが、ヤマタノオロチを退治した英雄でもある。
・鬼舞辻無惨・・・伊邪那美神(イザナミノカミ)「あなたがそうするなら、あなたの国の人を1日に1000人殺しましょう。」
・産屋敷・・・伊邪那岐神(イザナキノカミ)「あなたがそうするなら、私は1日に1500の産屋を建てましょう。」
・竈門禰豆子・・・天照大御神(アマテラスオオミカミ):”日の神”。イザナキの左目から生まれる。カグツチと兄妹関係ともいえる。高天原の最高神。太陽神。天岩戸に隠れる。
・・・もしくは、爆血を使うことから、火の神カグツチか。
・縁壱と黒死牟・・・天照大御神(アマテラスオオミカミ)と月読命(ツクヨミノミコト)。アマテラスは”日の神”、ツクヨミは”月の神”。縁壱は”日の呼吸”。黒死牟は”月の呼吸”。
・宇髄天元・・・天宇受売命(アメノウズメノミコト):天岩戸からアマテラスを出すための祭りで踊る。芸能の神様。芸子、歌舞伎役者が信仰する。
・錆兎・・・因幡の白兎。
・真菰・・・出雲大社で毎年行われる「まこも祭り」。
・鳴女・・・鳴女:偵察、伝令役のキジ。
・鎹烏(カスガイカラス)・・・八咫鳥(ヤタガラス):神武天皇の案内役。天から遣わされた。
・縁壱零式の中から出てきた伝説の刀・・・ヤマタノオロチから出てきた天叢雲の剣(草薙の剣)。