今日の補講で3時間以上勉強していた中3のAさんは、
苦手だという理科の問題演習を大量にこなしていました。
頑張っているねと声をかけると、
「今日はすごいできた!」と、自分の集中ぶりに自分でも驚いたような表情でした。
子どもは日々成長しているので、自分で自分を超えていく感覚を
頻繁に味わえると思います。
私はそういう姿を見て楽しんでいます。
今日は、中2のKさんが、
宿題にしていないプリントも、家でやりたいから、
「プリントと解答をください。」
と言ってきました。
以前にも書きましたが、たまにこういう生徒がいます。
こういう生徒は、特別勉強が好きなのかというと、
必ずしもそうではないかもしれません。
自主的に勉強をし出すのは、もちろん、勉強がわかるようになって、楽しくなって、ということがありますが、
好き嫌いに関わらず、「良い成績を取っている自分」でありたいという思いが強い、あるいは、そういう自分が当たり前になっているのだと思います。
そのような子にとっては宿題も、そのなりたい自分になるための手段の一つ。
「やらされている」宿題をしている 子よりも伸びやすいのは明らかですね。
夏期講習が終了しました。
今年も、小学生から高校生まで皆よく頑張っていました。
夏休み中は講習だけでなく、自習室にもたくさん来て勉強していました。
座席がいっぱいになって、来客用のテーブルも勉強に使っていました。
特に受験生は、毎日のように自習に来て、
お弁当持ちで長時間塾で勉強する生徒が多くしました。
こういう生徒は毎年増えている気がします。
中には1日10時間の超える子もいて、
「昨日は俺の方が長かった。」「わたしの方が長かった。」と、
生徒同士、勉強時間を競っていました。
お互い良い刺激を与え合っています。
暑さをエネルギーに変えられているようでした。