中学のテスト問題、特に数学が大きく変化しています。
市内6つの中学の問題を見ましたが、
みな共通した変化なので、
公立中学は足並みをそろえているのでしょう。
今までの問題の答えだけを解答欄に書く形式に対して、
最近は問題を解く過程を答えさせるような形式が増えています。
生徒たちも戸惑ったようで、多くの中学で数学の平均点が低くなりました。
出題する学校の先生も慣れていないのか、
学力を測るのにはあまり適さないと思えるテストもありました。
このような変化は、新指導要領や公立高校入試に対応したものなので、
今後、この出題傾向は続くでしょう。
したがって、対策も、普段から単純な知識だけでなく、
意味・理由の理解を含めたインプット、
そして、それらを言葉で表現するアウトプットを訓練することが必要ですね。